郵便局の交換で“差額だけ”と思ったら大間違い?【簡易版】

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この記事は、ざっくり知りたい方向けの簡易版と、細かい計算や経緯を詳しく書いた詳細版を用意しました。お好みで読んでください。

はじめに

郵便局で切手やはがきを交換するとき、

「不足分を足せばいいんだろう」

と思ったことはありませんか?

私は今回、まさにその考えで窓口に行きました。

しかし実際には、想定よりも多くの支払いをすることになり、「騙されたのでは?」という気持ちを抱いてしまいました。

どうしてこうなったのか。

その経緯と原因を振り返りながら、多くの人が同じ誤解をしているのではないかという点について考えてみたいと思います。

交換に至った経緯

手元には63円はがきが50枚ありました。

これを新料金に合わせて交換しようと考え、事前に計算してみました。

  • 85円はがき 10枚

  • 110円切手 12枚

  • 85円切手 5枚

  • ミニ書簡 3枚

  • 往復はがき 1枚

この組み合わせなら、交換手数料を含めても差額は100円程度に収まるだろう、と想定していました。

つまり「余分な出費はほとんど出ない」と踏んでいたのです。

窓口でのやりとり

実際に郵便局で交換をお願いすると、職員の方から「170円不足しています」と言われました。

そのとき私は

「不足分を埋めるなら、85円はがきを2枚追加すれば済む」

と考えました。

はがきや切手は必ず使うものですし、それで計算が合うなら合理的です。

しかし、その結果、支払いは340円に膨れ上がりました。

「85円を2枚足しただけなのに、どうして倍の金額になるの?」

と混乱してしまったのです。

なぜこうなったのか?

原因は「交換手数料」の仕組みにあります。

郵便局では、不足分の差額ではなく、交換する1枚ごとに5円の手数料がかかります。

つまり、私が考えていたように「差額だけを埋めればOK」ではなく、交換のたびに手数料が積み上がっていくのです。

事前に自分で計算した内容と、実際の支払いにズレが出たのはこの制度によるものでした。

問題点の整理

今回の経験から、次のような問題点があると感じました。

  1. 説明不足
     窓口では「不足分170円です」としか言われず、手数料を含めた総額が最初に提示されませんでした。

  2. 制度のわかりにくさ
     差額精算ではなく「1枚ごとに手数料」という仕組みは直感的に理解しにくく、誤解を招きやすい。

  3. 利用者の誤解
     多くの人が私と同じように「差額だけ払えばよい」と考えてしまうのではないでしょうか。

改善提案

同じような誤解やトラブルを避けるためには、次のような改善が必要だと思います。

  • 総額を提示する
     「不足分+手数料=合計〇円」と最初に説明してもらえれば、利用者も納得できます。

  • 計算ツールを提供する
     Webやアプリで交換内容を入力すれば、総額が自動で出る仕組みがあれば便利です。

  • 窓口での説明強化
     「差額ではなく、交換1枚ごとに手数料がかかります」と丁寧に伝えるだけでも誤解は減るはずです。

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結び

私は今回のやりとりで、「もっと分かりやすく説明してほしい」と強く感じました。

同じように「不足分を足せばいい」と考えて、結果的に想定より多く払った経験をした人もいるのではないでしょうか?

もし似たような体験をした方がいたら、ぜひ教えてください。

利用者の声が集まることで、郵便局の制度や説明が改善されるきっかけになるかもしれません。

最後に

簡易版を見てもう少し詳しく知りたいと思った人、しっかり読みたいと思った人は詳細版をぜひ、見ていただければとても喜びます。

共感した人、同じように騙された感があったよ、という人はコメントしていただけると嬉しいです。