イオン街に思うこと、そしてTOKYOタクシー鑑賞記



フォトスケープ


作品情報

公開日: 2025年11月21日

上映時間: 103分

配給: 松竹

監督: 山田洋次

出演: 倍賞千恵子/木村拓哉/蒼井優/迫田孝也/優香/中島瑠菜/神野三鈴/イ・ジュニョン/マキタスポーツ/北山雅康/木村優来/小林稔侍/笹野高史 ほか

ストーリー

毎日休みなく働いているタクシー運転手の宇佐美浩二(木村拓哉)。娘の入学金や車検代、家の更新料など次々にのしかかる現実に頭を悩ませていた。そんなある日、浩二のもとに85歳のマダム・高野すみれ(倍賞千恵子)を東京・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送るという依頼が舞い込む。最初は互いに無愛想だった二人だが、次第に心を許し始めたすみれは「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがあるの」と浩二に寄り道を依頼する。東京のさまざまな場所を巡りながら、すみれは自らの壮絶な過去を語り始める。たった1日の旅が、やがて二人の心を、そして人生を大きく動かしていくことになる。


イオン街について

11月29日、イオンシネマ高崎で鑑賞しました。

正直に言うと、映画を観るためにイオンを利用するのは毎回考えさせられます。

本来、このような言及は必要ないのかもしれませんが、毎度気になってしまうため、まずこの点について書かせていただきます。

何より、混雑が半端ないのです。

前回イオンシネマで鑑賞した際にも触れましたが、群馬町のイオンは土日祝日になると駐車場の混み具合が尋常ではありません。

実際、群馬町の人口のほぼ7割がこのイオン街で過ごすという話もあるほどです。

出遅れて

実は当日、8時半頃の回を観るつもりでしたが、半分寝ぼけていて気づけば8時近くまで自宅にいたため、確実に間に合わず失敗してしまいました。

次の回が11時なので、10時前にはイオンに到着したいというのが次の目標です。

9時20分頃に出発し、9時50分に到着しましたが、すでにこの混みようです。

フォトスケープ

それでもさすがに10時前だったので、空きを求めて10分から20分も彷徨わずに済んだのは良かった点です。

前回は8時頃開始の映画を観たため駐車場は空いていましたが、10時に近い時間帯はそうもいかないようです。

とはいえ、11時以降になると駐車場を10分から30分は彷徨い、空いた場所を見つけ次第すかさず停めないと次々と埋まってしまいます。

ですから、11時や12時開始の上映でも10時前に来るのは得策かもしれません。

イオン街の優れた点は、ソファタイプの椅子があちこちに配置されていることです。

フォトスケープ

他の百貨店と違い、そこで本を読んだり飲み物を飲んだりして、時間を持て余すことなく過ごせるのは素晴らしいと思います。


鑑賞して

さて、今回の映画は寅さんシリーズの山田洋次監督、さくら役の倍賞千恵子さんが主役を務めます。

そしてタクシー運転手役に木村拓哉。

2022年製作のフランス映画「パリタクシー」を原作に、日本版として映画化された「TOKYOタクシー」。

東京柴又から葉山の高齢者施設までの道のりを描いたロードムービーです。

一日のロードムービーさながらの内容で、筋は十分に楽しめました。

最初はぎこちなく他人行儀な印象でしたが、最後の方には親しみすら覚える雰囲気になっていました。

タクシー運転手の宇佐美は、娘の高校入学金や授業料にヤキモキし、どうにかならないものかと悩んでいます。

一方、すみれさん(倍賞千恵子)は過去の話をし、行きつ戻りつする展開でした。

時代背景もあり、父親が東京大空襲で亡くなったこと、好きだった人のこと、犯罪で懲役刑を受けた暗い過去など。

改めて、人には人の歴史があるのだと感じさせられました。

そう考えると、薄っぺらい人生よりも、私自身の転職人生、障害者としての人生、無職期間の長さなど、人には言えないと思っていたことも、他人からは興味深く感じられるのかもしれないと思いました。

レビューでは「すみれさんの人生があまりに極端すぎて入り込めない」「キムタクが好きではない」といった賛否両論がありましたが、私なりには面白い映画だと感じました。

結局、一方ではどん底に落ち、その後「これ以上最悪なことはない」という思いでの渡米だったのかなと思うと、筋が通っているように感じました。

一部ネタバレになりますが、何がどん底で何が良かったのかは、実際に観て楽しんでいただければと思います。

明石家さんま

そして、この映画に関連してもう一つ。

明石家さんまがどこかで少し出演していたらしいです。

声だけだったのでしょうか、全く気づきませんでした。

ただ、映画を観ている最中に偶然、明石家さんまのことを考えていたんですよね。

たまたまYouTubeのショート動画で見たのですが、血の繋がらない息子さんが明石家さんまから大切に育ててもらったことへの感謝とプレゼントについて語る内容があったのです。

実は、明石家さんま自身が子供の頃に父親が別の女性と結婚し、随分辛く寂しい人生を送ってきたそうで、「自分はそんなふうにはしたくなかった」と本人は語っているそうです。

劇中では、大竹しのぶも宇佐美のお姉さん役で声のみの出演をされていました。

鑑賞中に明石家さんまを思い出した理由は、すみれさんには息子さんがいたのですが連れ子だったため、結婚相手はDVの激しい人だったことと重なったからだと、今は思っています。

最終的に感じたことは、昭和の雰囲気の古臭さを感じつつも、そこに自分が生きた時代が思い出されて良かったということです。

懐かしさが何故かあるんですよね。

あの時代を生きた一人として、そう思える部分があるのかもしれません。

帰宅してからHuluで確認したら、原作の「パリタクシー」を見つけたので、改めて観てみようかと思います。


数年前から続く問題について

ジャニー喜多川氏に関わる問題

この項は、故ジャニー喜多川氏をめぐる問題について、詳細を追うよりも氏の逝去後に持ち上がったフジテレビ・中居氏の問題など、今後の動向を注視する目的で、Wikipediaの情報から事実を抜粋して記述しています。

ジャニー喜多川氏は、日本のエンターテインメント界に多大な影響を与えた功績を持つ一方で、深刻な人権侵害という負の側面も持つ人物です。

1999年から2000年にかけて『週刊文春』が報じた性的虐待疑惑に関する民事訴訟では、東京高裁が喜多川氏の性的虐待の事実を認定し、2004年に最高裁で判決が確定しました。しかし、この司法判断は、メディアの大部分がジャニーズ事務所に配慮して報道を控えたため、社会的な問題として広く認識されることはありませんでした。
ジャニー喜多川氏は2019年7月9日に逝去しました。彼は世間に顔を知られることを極度に嫌い、ジャニーズ事務所が日本のメディアに対して非常に強い影響力を持っていたため、メディアは彼の機嫌を損ねることを恐れ、顔写真の使用を自粛していたと指摘されています。

この想像を超える影響力により、彼はすべてをコントロールし、自身の印象さえも操作することが可能でした。彼の意に沿わない写真や記事を掲載した者は仕事を失うという話が、日本国内で広く知られていました。

事実認定と謝罪が行われ、外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書は性加害の事実を認定しました。これを受け、ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)は性加害の事実を認め、謝罪しました。

ジャニー喜多川氏の逝去後

性加害問題、フジテレビ・中居氏の問題、『鉄腕DASH』の問題など、一連の出来事が相次ぎました。

性加害問題とフジテレビ・中居氏の問題

フジテレビでは、元女性アナウンサーへの性加害疑惑が発端となり、ガバナンス不備や危機対応の遅れが社会的な批判を招く不祥事が発生しました。

中居氏については、2023年に女性に対する性的加害トラブルを起こし、9000万円の解決金を支払ったと報じられています。

港浩一社長ら経営陣による定例会見での説明は不十分であり、動画配信の禁止など情報制限や隠蔽と受け取られる対応も批判の要因となりました。

『鉄腕DASH』の問題

最近の主な出来事として、国分太一氏の番組降板(過去のコンプライアンス違反による)、TOKIOの解散、Aぇ!group・草間リチャード敬太氏の逮捕がありました。

これらの出来事は、故ジャニー喜多川氏が持っていた影響力の大きさを改めて感じさせます。

今回の映画に出演した木村拓哉さんは、一連の出来事の中で、彼を含めた数名が最も「まとも」な存在だったという印象を抱かせました。


今回の映画鑑賞は11月29日でしたが、他の内容を考えていたため記事化が少し遅くなりました。

余計かとも思いましたが、おそらく今後記事にすることはないと思い、ここまでの経緯と最近立て続けに起きたことを改めて振り返るため、この機会に記事にしてみました。