トップガン マーヴェリックを鑑賞して-109シネマズ高崎の最後の日

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「109シネマズ高崎・ラストリクエストコレクション」上映

あらすじ

アメリカ海軍のエリート・パイロット養成学校"トップガン"に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を、迫力のスカイ・アクションと瑞々しい青春と恋の群像を合わせて描いた『トップガン』(1986年)の続編。アメリカのエリート・パイロットチーム"トップガン"。しかし彼らは、ベスト・オブ・ザ・ベストのエースパイロット達をもってしても絶対不可能な任務に直面していた。任務成功のため、最後の切り札として白羽の矢を立てられたのは、伝説のパイロット"マーヴェリック"(トム・クルーズ)だった。記録的な成績を誇るトップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず現役であり続けるマーヴェリック。なぜ彼は、トップガンに戻り、新世代トップガンと共にこのミッションに命を懸けるのか。

閉館の日を迎えて

2025年8月31日、109シネマズ高崎が閉館を迎えました。

今年の3月頃に閉館を知った時の驚きを思い出します。

まだ先のことだと思っていましたが、あっという間にその日が来てしまいました。

同じ頃、よく利用していた眼鏡屋さんも閉店することになり、身近なものが次々となくなっていくことに、どこか他人事のように感じていました。

ただ、眼鏡屋さんはチェーン展開しており、高崎市内にも複数の店舗があるため、そちらを利用することも可能です。

しかし、109シネマズは全国展開してはいるものの、群馬県内には他に系列劇場がありません。

一番近いのはどこになるのでしょうか。

群馬県では、都市部に映画館が集中しすぎているように感じられ、その多さに懸念を抱いていました。

シネコンでは、109シネマズの他にイオンシネマがあり、ミニシアター系ではシネマテークたかさきが存在します。

さらに、ミニシアター系で古い映画も上映する高崎電気館もあり、映画館の数は非常に多いと言えます。

前橋にはユナイテッド・シネマ前橋や前橋シネマハウス、伊勢崎や太田にも映画館があります。

人口を考慮すると、群馬県は映画館の密度が比較的高い地域であったのかもしれません。

映画を鑑賞して

改めて感じますが、トム・クルーズは若い。

60を過ぎているとは思えませんね。

これは、F1を観た時のブラッド・ピットを見た時にも言えることで、若いですよね。

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日本人にしろ、白人にしろ、人は10代や20代の頃と比べれば、さすがに顔も変わるものです。

多くの人がそんな印象ではないでしょうか?

もちろん、若い頃の雰囲気を残しつつ年齢を重ねている人は若く感じますが、そうではない人も多いわけで、特にこの二人は見た目もびっくりするくらいに若さを保っているなと感じました。

8G、9G、10G……どんなもの?

今回のトップガンでは、頻繁に7G、8G、9Gという言葉が出てきます。

Gってどんなことなんでしょう……

昔、F1が日本で放送された当時によく聞くようになった言葉で、多くの人がどんなものか疑問に思った記憶があるはずです。

Gは、標準重力加速度と同じ値を1Gとした加速度の単位です。

加速度のGとは、具体的にどのようなものかを考えてみましょう。

エレベーターに乗っている際、上昇時には体が沈み込むような重さを感じ、下降時には体が浮き上がるような軽さを感じた経験はありませんか?

これはエレベーターの加速度によるものです。

エレベーターの上下方向の加速度は、最大で約±0.2Gに達すると言われています。

一方、スポーツカーがわずか3秒で時速100kmに到達する際の加速Gは1Gに迫るほどです。

ジェットコースターや戦闘機で「3G」や「5G」といった加速度を体感すると、その凄まじさが改めて実感できます。

これは、体重100kgの人がそれぞれ300kg、500kgの重さを体に受けているような感覚に例えられます。

ジェットコースターでは一瞬の体験ですが、戦闘機ではこの状態が長時間続くことがあります。

そのため、初めて操縦するパイロットが失神してしまうのも無理はないと想像できます。

映画の感想

内容についてはネタバレにもなるし、今回の映画は映画館の閉館によるリバイバル上映でもあるので、細かい内容については控えます。

それにしても、ミッションの難易度の高さと映画の演出、迫力は凄まじいものでした。

トム・クルーズは年齢を全く感じさせませんでした。

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上映終了後、映画館のスタッフが両脇に並んで観客を見送る光景は、まるで特別な儀式のようでした。

周囲の人々は興奮した様子で、この映画館の思い出を写真に収めようと、あちこちでカメラを構えていました。

皆、この場所を忘れたくないという気持ちが伝わってくるようでした。

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多くの人々が、名残惜しさを感じながらもなかなかその場を離れがたい様子で、混雑は解消されませんでした。

この映画館の閉館は、多くの人々にとって忘れられない一日となったようです。

今日も暑い一日でしたが、時折吹く風や日陰に入ると涼しさを感じられます。

また、17時を過ぎると残暑ではありますが比較的涼しくなってくるので、日中に比べれば過ごしやすくなります。

でも、最後に一言加えたいと思います。

8月いっぱいで契約終了になったのだから、そのまま109シネマズ高崎に残って最後まで見送っておけばよかったな、と思いました。

それに、最後にもう一つ映画を観ても良かったかもしれません。

私の中では、109シネマズ高崎は残り続けます!