【はじめに】
今回の裁判は、相手側が訴えを取り下げる形で終結しました。 裁判所から提案された「75対25」の過失割合も、相手は当初拒否していたにもかかわらず、最終的にはそれを受け入れる形で終わりました。 私はもともと「85対15」の過失割合を受け入れ、謝罪も行っていましたし、裁判など望んでいませんでした。 それでも訴訟に発展した以上、もし再審になっていた場合に備え、しっかりと考え、準備していたことがありました。 ここでは、その内容を記録として残しておきたいと思います。
【被害者の主張に対する疑問】
被害者側は一貫して「95対5でなければ納得できない」と主張していました。もちろん、私にも過失があることは間違いありませんし、謝罪もしています。しかし、事故は双方ともに走行中の出来事であり、完全に避けるのが難しい場面だったと私は考えています。 また、相手側は「前の車が左折したので当然スピードを落としていた」としていますが、それがどの程度のスピードだったのかは曖昧です。
70km/h:視野角は70〜80°
40km/h:視野角は100〜110°
20km/h:視野角は120〜130°
視野角に関する統計データによれば、20km/h程度であれば周囲をかなり広く確認できる状況です。加えて、ドライブレコーダーの映像からも、左折車通過から衝突までに約3秒弱の時間があったことが確認できます。 それでもなお回避行動がなかったとすれば、被害者側にも注意不足があったのではないか?という疑問が残ります。
【保険会社の対応についての疑問】
さらに、私は相手側の保険会社(JA共済)の姿勢にも疑問を抱きました。当初、被害者の「95対5」という主張にそのまま乗るような形で訴訟が進められ、まるで被害者の“意向を後押しする”ような動きに見えたのです。 私が確認した限り、民間保険会社と共済組合では、過失割合の判断基準は大きく変わらないとされています。それにも関わらず、なぜここまでこじれたのか。その点についても、未だに疑問が残っています。
【もし再審になっていたら】
再審が現実となっていた場合、私は「過失割合は60対40が妥当ではないか」と主張するつもりでした。理由は、これまで述べてきた視野角や回避の可能性に加え、 裁判に伴う費用や精神的な負担を一方的にこちらが背負っていたという事実も含まれます。 とはいえ、最終的には相手側の弁護士を通じて「これで終わりにしたい」という意向が伝えられ、弁護士さん自身も「この辺で充分でしょう」といった空気を感じさせるものでした。 私も、保険会社に多くの費用が発生していることを考えると、これ以上主張するのは違うのかもしれない…という気持ちがありました。
【そして今、思うこと】
私は当初から誠意を持って謝罪し、保険会社も被害者側に寄り添った対応をしていました。それでも「こちらも疲弊したんですよ」と言われたとき、 正直、「それは裁判を起こしたからでは?」という思いがよぎったのも事実です。 それでも、私は今回の出来事を通して多くのことを学びました。
車間距離はしっかりとること
“急”のつく運転はしないこと
無謀だと感じる運転は絶対にしないこと
事故の責任を他人のせいにせず、自分の運転を省みる。 そうした積み重ねの中で、私は少しだけ成長できたのではないかと思っています。
【最後に問いかけたいこと】
私は最初から非を認め、誠実に対応してきました。 それでも、ここまでこじれ、裁判まで至ったこの件に対して――
本当に、この裁判に意味はあったのでしょうか?

レオナルドAI
